まちなかbizあおばもおかげさまで2023年6月で開設9年になります。
運営母体のNPO法人協同労働協会OICHIは、12年目になります。
10年以上、地域密着で地道に活動してきたことで、外部機関からの信用を得られるようになりました。
一番は信用金庫です。
今、マネーロンダリングの関係で、審査基準が世界基準になり、簡単に口座開設や融資の審査に通る可能性がなくなりました。
特に一般社団法人や合同会社の設立時の口座開設は、バーチャルオフィスではなくても難しくなります。
しかし銀行も、口座開設や創業融資をしなければ、死活問題になります。
そこで、横浜信用金庫は、個人の信用とまちなかbizあおばの信用で、口座開設や融資を受けれるように、横浜信金全体でサポートしてくれるような動きをしてくれています。
既に横浜信金は本部部長様が、まちbizに直接来て、その言葉を頂きました。
またまちbiz経営者の会にも参加して、会員との親睦を図ってくれていますので、今のところ、新会員さんの口座開設に支障はありません。
これは横浜信金としては異例のことで、一団体のバーチャルオフィスに、サポートしてくれるということはなく、画期的なことだそうです。
そもそも法人口座開設基準にバーチャルオフィスはNGと原則記載されているので、少なくても横浜信金では、まちなかbizあおばは異例の対応といえます。
また、川崎信用金庫も、まちbizに担当者をおいて頂いておりまして、口座開設や融資も受け入れていただいており、会員さんからも喜びの連絡を頂きました。
城南信用金庫も夏祭りの日に、城南信用金庫の理事長が名刺交換にまちなかbizあおばに来店してくれました。
他のバーチャルオフィスも個々に企業努力をしているとは思いますので、まちなかbizあおばだけではないかもしれませんが、少なくても、まちなかbizあおばは、個人の信用を更に高めるだけの信用を銀行と築けているということは、大きな強みになっています。
更に来年からは青葉区区長から直接相談されて、青葉区の起業支援セミナーをまちなかbizあおばが請け負うことになり、来年以降は、子育てから介護まで、地域課題を行政と一緒に活動できる機会を作っていくことも、考えられるようになりました。
青葉区長からは、まちなかbizあおばのプレゼンを見て頂いたのですが「行政がやらなくても既にまちなかbizあおばさんでやっているなら、お願いしていけばいいね」という言葉も頂きました。
行政が起業支援するということは、言い換えれば営利活動を応援することになります。
実は私の意図はそこにあります。
これまで行政は非営利活動団体に行政施設や補助金を提供していましたが、地域をボランティアで支える限界を感じており、そこにまちbizの果たす役割があると思っています。
行政の課題を営利活動されている会員の皆様が担う流れができれば、まちbiz会員の活躍の場は広がります。
このように、行政の仕事を請け負うことで、更に信金さんの信用を高めることが出来ました。
地道に地域に密着して活動してきたことと、質の高い会員さんのおかげで、まちなかbizあおばに高い信用を頂く事が出来まして、その信用で、会員さんのお役に立つことができるようになってきました。
現状のまちなかbizあおばについてですが、簡単にご報告させて頂きました。
来年も、さらに、まちなかbizあおばの信用を外部機関に作り、地域や社会にまちなかbizあおばの会員さんなら信用できるという信用を作っていきたいと思いますので、引き続き今後ともよろしくお願いいたします。
今年一年、大変お世話になりました。
みなさま、良いお年をお迎えくださいませ
NPO法人協同労働協会OICHI
理事長 坂佐井 雅一
◆年末年始休業期間のお知らせ◆
12月30日~1月3日
※施設利用と郵便物の受取が不可となります。